https://twitter.com/CocolaboMe/status/994030837057314816
「自分の受け入れがたい部分を語る」
というのは、かなり心理的な抵抗が強いものです。
そして
「それを、どうやって変えていくか?」
という話も、話しているうちに辛くなりやすい話です。
人間は、どんなに受け入れがたい部分でも、そうであることに意味があって、そうしています。
例えば「ひきこもり」は困った行動ですが
それがあることで、
「外の世界で攻撃される危険」
から身を守り安心させてくれます。
どんなに困った行動でも、
受け入れがたい自分でも、
それを続けることにメリットがあるからそれが続いている。
アドラー心理学ではそのように考えます(目的論)。
なので、
「困っている事を変えよう」とすると、
ものすごい抵抗感を感じます。
(たとえそれがクライエント本人が自主的に変えたいと思っていることでも)
カウンセリングは癒やしの方法、と思っている方が多いのですが、むしろその逆で、自分の中の「変えたいけれども変えたくないところ」を変えようとする、本質的には苦しみをともなう修行のような取り組みです(もちろん出来るだけマイルドにやりますが)
メールカウンセリングは、カウンセリングに必ず生じる抵抗を、自分のペースで細切れに取り組めることで、よりマイルドにする効果があるのかもしれない。
そんなことを最近、考えています。