怪しい「NLP」にふれてみる

こんにちは。臨床心理士の高橋です。

先週の金・土・日と「ブリーフサイコセラピー学会」という学会があって、そこに参加してきました。

「ブリーフサイコセラピーって、なにそれ、パンツ…?」

と思われるかもしれませんが、立派な(?)心理療法の学派の一つです。

 

 

NLPの話です

で、名前的には、ブリーフサイコセラピーも十分怪しいかと思うのですが、そこはちょっと置いておいて、その学会の基調講演で、NLPの専門家の方のお話を聞きました。

NLPというは「神経言語プログラミング」と言われる心理療法の一種なのですが、今までは「なんかちょっと怪しいな」と思っていて、スルーしていました。

Wikipediaにもこんな風に書かれてたして、

NLPは、効果を実証するには不十分な経験的証拠しかないため、学術的な信頼性には問題があり、一般の社会科学からは広く無視されている。心理学者、神経科学者、言語学者からなる批判者たちからは、NLPという名前、コンセプト、使用する用語が問題にされ、無批判に受け入れられる極端な心理療法または通俗心理学的な特徴を持っているとされる

…怪しさ満点ですね。

けれども、その基調講演を聴いてみると、
「よく分からないけれども、なんか効果はありそうだし、社会的にも価値がある使い方ができそうだ」ということで、とりあえず本を読んでみることにしました。

それがこちら。

2冊の本。こころのウィルス。超心理コミュニケーション神経言語プログラミング

なにごとも知らないとわからないですからね。
食べず嫌いにならずに、食べてみて判断しようかと思うのです。

私はよく知りませんが「コーチング」に使われる方法らしいので、読んでみて良さそうなものがあれば、ブログでも紹介しようと思います!

 

ぱらっと見た感じ、専門書と言うよりは、心理学に馴染みのない一般の方でも読みやすそうな内容なので、興味がある方は、読んでみてもいいかもしれませんね。アマゾンの中古で、かなり安く買えます。